マルチパールのネックレス
13.06.05
数年前に一目ぼれしたマルチパールのネックレス、とても気に入っているのだけれど(それなりに高価なので)普段使いには気を使うし、そこそこの重さもある。
若かりしころには無縁だった”重さ”という負荷が年々応えるようになってきたので、どんなに素敵でも重いアクセサリーは無理。最近は専らコットンパールを 愛用している。名前の通りコットン(綿)を球状にしたものなので見た目からは想像できない程の軽さ!着けていることも忘れるくらいの嬉しいアイテムなので す。 ホワイト、ゴールドなどを楽しんでいたのだけれど、ふとマルチパールを思い出してコットンパールで作ってみることした。マルチパールは通常の一色も のよりカジュアルな印象のパール、とはいえ気品や重厚感はパールならでは…。 どうせコットンで作るならもう少し遊んでみたほうが楽しいかも、色も明るめ でコントラストをハッキリつけてみよう~。 そして完成したのがこれ!多色なので白、黒、グレーは勿論、ベージュやピンク、鮮やかな色の服にもよく合いま す。単調になりがちな組み合わせのときもおすすめ、気分を変えてくれます。
左が本物のマルチパール、カジュアルとはいえシックな印象。 右がコットンパールのマルチ版、粒を大きめにして遊び心を+しました。
講演会に行ってきました
13.05.28
今年初めて館林の「ふるさとづくり市民フェスティバル」という行事に参加しました。開催は5月25・26日、初日の開会式の後、順天堂大学名誉教授の奥村 康先生の講演会がありました。テーマは「免疫と長生き」。奥村先生は免疫学の国際的権威で、著書に「健康常識はウソだらけ」や「不良長寿のすすめ」など笑 いと健康について書かれたものを多く出されています。 講演会など久しぶりだし、テーマにも興味があったので期待して出かけて行ったのですが、良い意味で 期待は裏切られた感じの90分でした。「笑い・人とのつながりが長生きの秘訣」とサブタイトルにあるとおり、講演は暴露ネタ?などを盛り込んだなかなか 吹っ切れた内容で、何度も会場を笑いで沸かせていました。ヘタなお笑いよりずっと面白い!コレステロール値は下げちゃいけない、とかBCGは意味がないと か、「え~っ、そこまで言い切っていいのぉ~」という(ここには書けない)話が続き、さすがに最後は”話半分にしておこう”というくくりで自分の中に収め ました。多分会場の聴衆をあれだけ笑わせたことで、教授の目的の半分は達せられたのだろうと思うのです。私を含め、聞いていた人たちは皆気が楽になったと 思います。どんなに為になる話でも、難しかったり、つまらなかったら頭に入らないし心に残らない。いろいろな意味で勉強になった講演会でした。
シーガルフォー
13.05.21
長年愛用してきたシーガルフォーの切り替えコックが、ついに仕事を放棄して浄水への切り替えをしてくれなくなった。そういえば本体の保証期間は10年だっ たっけ。我が家のシーガルフォーも今年で10年目になる、毎日何度となく浄水やシャワーの切り替えをキチンとしてくれた働き者だった。ここ数か月は浄水へ の切り替えを渋っていたので、無理やり捻って使用していたのが悪かったのか。早速取り寄せてみると、やはり10年ひと昔ということか、コックはコンパクト になり、切り替えレバーも付いた新バージョンになっていた。以前はこのレバーがなく、ちょっと使いずらかったのだ。
これは便利!ついでにカートリッジも交換して本体も磨き、生まれ変わったようにきれいになったシーガルフォー、浄水、ストレート、シャワーと切り替えも キッパリと気持ちがいい。これで当分大丈夫!と思ったら今まで何でもなかった本体とホースをつないだところから僅かに水漏れが…!
う~ん、やはり10年の歳月を侮ってはいけない。ではホースも替えるのか?そのうえノズルにも怪しい気配が…。
次々と明らかになる微妙な影、このまま総取り替えになってしまうのか?
いやいや、それは避けたい。励ましと感謝の言葉かけを続け、もう少し様子を見ることにしよう。
ときどき反省
13.05.14
普段はあまり多くの人と接する機会がない生活なので、もう少し外に出て会話なり活動なりをしたほうがいいと分かっていてもなかなか出来ないでいる。結構な出不精なのだ。
研修会では40人近い人と会う、研修会中は夢中で過ごし、帰りの電車の中でふと反省するのだ。
「気力は目に出る。生活は顔に出る。教養は声に出る。心に秘めた感情は口元に出る。年齢は後姿に出る、そして悲しみも」写真家の土門拳さんの言葉が心をよ ぎる。私は失礼のない姿だったろうか…。感情やだらしのない生活を、垂れ流していなかっただろうか…。無理をしたり恰好を付けたりする必要はないが、この 言葉で自分を確認することは大切だと思う。俯瞰して己の姿をチェックする癖をつけたい。 自分の都合の良い思い込みのまま無防備に顔をさらしていると、思 いがけない(言葉の)「不意打ち」に遭うこともある。 反省する機会を与えてもらったと受け止めよう。そして思うのだ、研修会場は学びの場であるとともに 己を映す鏡でもあると。
ただ非常に残念なことに、こんなことを考えている私は私の中のほんの一部でしかなく、しかも時々しか顔を出さない。いつもは底辺に眠ったようにおとなしく しているし、家に戻れば今夜は何を食べようかなぁ~なんて考えに一気に払拭されてしまうのだ。でも、感謝の心だけは忘れず毎日を送ろう。こんな私を迎えて くれる研修会としんそうの仲間に感謝なのだ。
館林名物
13.05.06
新聞の折り込みにこんなチラシが入っていました。
館林名物 なまず天丼
そういえばまだ東京にいたころ、館林の姉のところに遊びに来たときナマズの天ぷらを「名物だから」とレストラン?でごちそうしてもらったことがあった。食べ てみると身は柔らかく味は淡泊、癖もないかわりにこれといった特徴もなかった気がするが栄養価は高いのだそうだ。因みに義兄は「うまい、うまい」と食べて いた。
ほっかほっか亭・館林4店舗限定!そのうまさ、地をゆるがす いったい何個売れたのだろう…。気になる!
館林は川魚が有名らしく、鰻屋が多い。そしてどこの鰻屋にも「鯉のあらい」と「ばくだん」という、5~6センチほどのドジョウを丸ごと揚げた天ぷらがある。ばくだんはどじょうの処理がよいとかなり美味しい。
もうひとつ、館林のラーメン屋には必ず「もつ煮」がある。ラーメンともつ煮がなぜセットのように扱われているのかよくわからないが、これも館林のソウルフードらしい。
ドクター・フィッシュ
13.05.02
連休はどこに行っても混んでいるし、一族郎党人数は多いし…。でも母は出かけるのが大好きで人混みも苦にならない様子。話のタネに「ドクター・フィッシュ」のいるところに行ってみる?ということになり、佐野の「道の駅どまんなか田沼」というところに行ってみました。
写真やTVで見かけたことはあったけれど自分が体験することになるとは…、一人では嫌だという母に付き合って水槽?に足を入れる、待ってましたとばかりに 一斉に寄ってくる魚たち。なんでも角質が多いほど沢山寄ってくるらしい。混んでしまうからと朝一番に申し込んだので、8名ほど入れる水槽には私と母の二人 だけ、そこにすごい勢いで群がるドクター・フィッシュ!たちまち周りには人だかりが出来、「すごいね!」とか言いながら大勢見物している。何だかとても居 心地が悪くて落ち着かない。芸人ではないのでリアクションもできないし。因みに8分間で500円なり。
魚たちにつつかれている感触は想像と違い、痛くもくすぐったくもなかった。どちらかというと弱い電流が流れているようなビリビリする感じに近い。
見世物状態もようやく終わり、やれやれと足を拭いて靴を履く。ところが、なのだ。
なんてスッキリとして軽い足!こんなに気持ちがいいなんて!思わず戻って魚たちに「ありがとう!」とお礼を言いたくなるほど。その晩も翌日も今まで見たこともないくらいすべすべとした足なのでした。
自分では落としきれない角質を見事にキレイにしてくれた「ドクター・フィッシュ」自宅にいたらかなりウレシイかも。
温泉そしてBEER
13.04.22
昨日は日曜日恒例となった温泉、しかも主役である大甥たちがいない(大人だけ!)という恵まれた環境で露天風呂を満喫してきました。風呂上りに姉が「こん な時はもうないかも知れないから、BEERでもどう?」と言ってくれ、ドライバーの姉に遠慮している私に「私はスーパードライのノンアルコールを試してみ るから」と更に言うのでお言葉に甘えて缶BEER(発泡酒ではない!)を購入。プルトップをあける「プシュッ!」という心地良い響き、続いて訪れる一口目 の爽快感、体の内側から花が咲き乱れていくような幸福感!何かでこの瞬間のドーパミンの量はハンパではないと読んだけれど、実感するに余りある、幸せって こんな身近にあるのねぇ
こんなに美味しいBEERはいつ振りだろう…、としばし思いを馳せる…。そうだ!まだ娘が保育園時代、BEERに取りつかれていた頃があったっけ。毎晩食 事の時にBEERを開ける私に娘は言った「そんなにおいしい?」「うん、美味しい!」と答える私に「おかあさん、しあわせ?」ん?僅か5年足らずしか生き ていないのに、この含みのある言い回し…、それとも娘に対して負い目(?)があるせいでそう感じてしまうのか?といぶかりつつ「勿論、幸せ!BEERも好 きだけど、今日も一日(仕事も子育ても)無事に終わってよかったなぁ~って思う瞬間なんだ」というような会話をした覚えがある。
その頃BEERは近所の酒屋で買っていたのだけれど、ある時方南町にお酒のディスカウントショップが出来たのを知り、それ以来必要経費を圧縮しようと、 代々木から自転車で買い出しに行くようになった。この自転車が優れもので、最初から前のカゴに子供を乗せられる仕様の正真正銘のママチャリ、当然ギアな し。子供を乗せる仕様だから、カゴの大きさも並みではない。年長さんになって、もう前のカゴには入らなくなった娘を後ろに乗せ、空いた前のカゴに24缶入 りのBEER箱を2つ収める、これは結構なハンドルの重さになるが、そんなものはもろともせず2週に1回くらいのペースで通っていたと思う。自分でもパ ワーがあるなぁと感心していたのだが、ある時実家の母にこの話をしたところ、「そういうのを”欲と二人連れ”って言うんだよ」と教えられ、ものすごい秘密 を知った気がしたのである。そうか!私一人の力じゃなかったんだぁ、欲ってすごい! その後しばらく”欲”は私の力強い味方になってくれた。そんな私を見 ていたせいか、ある年の私の誕生日に娘がプレゼントしてくれたのは、美しいベネチアン風のBEERグラスだった。晩酌のBEERはますます美味しくなり、 その後焼酎にその座を譲るまで幸せな数年を過ごした。
缶BEERを飲み干す間、そんな思い出が走馬灯のように流れていったのでした。
椿と桜
13.04.09
先日京都に行った折、桜の美しい場所として「京都府立植物園」を教えていただいたので、行ってみました。 お目当ては桜だったのですが、さすが植物園とい うだけあって、桜以外にも春の花々が咲き乱れて期待以上の美しさでした。桜は勿論のこと、椿の種類の多さにビックリ。中でも「月光」という品種に一目惚れ!
「月光」=ベートーヴェンの私は、考える間もなく反応してしまい、あのピアノソナタ14番が「タン・タターン」と頭の中で鳴りだしたのです。暫く脳内を占領し、植物園を別の世界に変えてしまいました。
でもこの花がなぜ「月光」なのか?(どうやら「がっこう」と読むらしい…)今まで椿にはあまり興味がなかったけれど、この花を知って一気に好きになりました。
そして桜!見たこともないくらい沢山の枝垂桜に歓声を上げ、桜の下に入ってみる、そこからゆっくり空を見上げてみる。 「しあわせだぁ…」薄紅色の花の 下では誰も皆上気し、美しく見える。誰も皆笑顔だ。受け取っても受け取っても、皆で分けてもまだ余る贈り物をもらった気分!次はどの季節に行ってみよう か?
今年の桜
13.03.31
空いた時間を見計らって、今年も鶴生田川の桜を見てきました。今年はいつになく桜が早く咲いたので、まだ3月というのに桜のトンネルには早くも花弁が舞い始めていました。
鯉のぼりも例年通り圧巻で、橋の上はカメラを構えた人達で賑わっていました。 川面を春風を孕み元気に泳ぐ5000を超える鯉のぼり達!幼子から人生を生 き抜いた方まで笑顔と歓声が広がっていきます。大変な時間と労力を捧げてくださった方々に感謝するとともに、この得難いひと時を届けたい思いに駆られまし た。
春の花
13.03.16
先日(誕生日)に頂いたチューリップが咲きました。
窓辺の陽光を浴びて、いかにも春の花って感じです。この季節、花屋の前を通ると我先に争うように花々が咲き揃い、賑やかな歌声やおしゃべりが聞こえてきそうな程です。
チューリップ、ビオラ、アネモネ、サイネリヤ、等々どれも愛らしい花たちですが、私が一番好きなのは山里に咲く「辛夷」なのです。
どういう訳か「木」に咲く花が好きで、しかも木と花だけの組み合わせ。「葉」は無いかあってもあまり目立たないもの。
木蓮、蝋梅、梅、桃、木瓜や花海棠…、とりわけ辛夷には心惹かれる特別な「何か」があるのです。
思い当たる理由はないのですが、山間の木々の中に真っ白い花を一斉に咲かせている辛夷を見ると、DNAが騒ぐというのか、凛として潔いその姿に孤高の魂の ようなものを感じて、「きれい」とか「美しい」とかではない感覚(感情?)が身体の内側から、あるいは皮膚の下から湧きあがってきて、懐かしいような苦し いようなそれでいて奮い立つような不思議な感覚に襲われるのです。これって前世の記憶なのでしょうか?
何の花が好き?って聞かれた時は「チョコレートコスモス」とか「クレマチス」と答えています。説明が面倒臭いし本当はあまり教えたくないので。
因みに姉が好きな花は「カサブランカ」妹は「ピンクのチューリップ」う~ん、いかにもそれらしい。