群馬県館林市東美園17-22
ミューアイ帯津ビル205号

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米粉料理

13.10.10

姪の息子は生後早くからアトピーが出ていたので、食事にはずいぶん気を付けていたのだけれどなかなか改善されなかった。温泉も効果はあったものの良くなっ たり悪くなったりを繰り返していたため、この夏思い切って大々的に検査をしたところ卵と小麦に反応が出たらしい。卵に関してはかなり強く出たので厳しく除 去し、小麦はそれほど強くないので醤油や味噌などの調味料はOK。パンやうどんはたまに少量なら摂取しても大丈夫、という診断を受け本格的な卵と小麦の除 去食が始まった。幸い米は大丈夫なので主食は米、米、そして米ということになる。 姪はパティシエなので早速米粉料理のレシピ作りに忙しい。 米粉やご飯 でパンが焼ける「ゴパン」が一時入荷待ちというくらいヒットしたが、あれは小麦グルテンを使用するのでダメなのだそうだ。グルテンを使わないでパンを焼 くって大変そう…。 試行錯誤して保育園でのおやつ用に作ったという「米粉の蒸しパン」を試食してみた。

もっちりしっとりとしてかなり美味! 日曜日は大甥のシッターをしている為、当然食事も作らなくてはならない。今回は姪が米粉のお好み焼き粉を用意してく れたのでキャベツや豚肉を入れて焼いたところ、写真を撮る間もなく「美味しい、美味しい」と食べ始めてしまい途中で撮影。夕食は野菜をたっぷり入れた「焼 きビーフン」というまさに米粉三昧の一日だったが米の美味しさを再確認した一日でもあった。米粉料理、はまりそう!

なが~い滑り台

13.09.26

連休に大甥たち(男ばかり4人)を連れて出かけることになった。お弁当を持って出発!群馬の森で遊んだ帰りに「なかさと公園」に寄って行こうということに なった。「なが~い滑り台があるんだよ!」と5歳の大甥が教えてくれた。行ってみると確かに長い!右手にある屋根の下から左手の木の下に佇む男性のところ まで、ゆうに50Mはあるだろうと思われる。

高低差も結構あるのだが、滑る部分がローラーになっているのでスピードが出すぎることもないようだ。子供たちはそれぞれウレタンマットを持って上り、それ を敷いて滑ってくる。楽しそ~! 滑っては上り滑っては上りを何回繰り返したろう…。 無限に続くかと思われたがやがて日暮れとなり、高く張られたロープ の向うに金色の夕日が落ちる時がきてしまった。 ここは小高い丘陵を利用した美しい公園で、遊具もダイナミックなものが多かった。 大人がゆっくりと本な ど読むのも楽しそうだ、また来よう!

百味ビーンズ

13.09.13

あのハリーポッターの百味ビーンズを「もらったんだけど食べる?」と姪が持ってきた。

正直(自分で買ってまで)食べたいと思ったことはない。う~ん、どうしようかな?でも何事も経験してみなければわからないし…、何味があるのか箱の裏を確 認してみた。有名な〇〇味しかり、他もどうみても美味しそうではない。まあ、危険な味(取りあえず食べ物として存在してはいけない)は避ければ大丈夫!と 受け取って箱を開けた瞬間、中から襲ってきた臭いにやられてしまった。無、無理!! 20年いや10年前ならまだいけたかも、しかし今となってはこれを楽 しめる気力も体力も時間もない!と気づいた。

過去に怪しい食べ物やゲテ物を面白がっていたこともあったので今回もちょっと興味を持ったのだが、思いのほか拒否反応を示したことに私自身が驚いた。この 変化をどうとらえたらいいのか?ここ何年か穏やかな生活が続いたせいだろう、バカバカしいことは卒業したのか?刺激を求めなくなったのは年を経たせいか? 日々省エネモードが加速しているな、と感じていただけにちょっと寂しくもある出来事だった。

イエモン FAN’S BEST SELECTION

13.08.31

どうしようかと悩んだけれど買ってしまった”イエモン” ファンのファンによるファンのための究極のアルバム…らしい。初回盤CD+DVD!

ファン投票で選ばれた16曲、収録されている曲をみると「これ入るかなぁ?」とか好きなのに入ってなかった曲があったりして、ラインナップは予想と違った けれど楽しみだ。このアルバムを聴くにはそれなりの準備をしないといけないので(邪魔の入らない環境と心の準備が必要なのだ)まだ聴いていない。

DVDには結構なお宝映像も収録されているらしい!これも観るのにそれなりの覚悟と環境が…!

こんなめんどくさいのは私だけかも知れないが、イエモンは特別な存在なのだから仕方がない。日常と別の自分、別の世界にトリップしてしまうので帰るのが難 しいし疲れるし、しんどい時もある。あぁ、吉井さんの才能をリスペクトしつつどっぷりとイエモンの世界に浸れるのはいつになるのだろう。

池井戸潤とネジ工場

13.08.21

ドラマ「半沢直樹」が面白い、高視聴率も頷ける。半沢直樹の実家がネジ工場だったというのも個人的にツボなのだ。NHKでも池井戸潤原作の「七つの会議」 というドラマをやっていたが、こちらにもネジ工場が出てきた。そのネジ工場の描写があまりにリアルで「えっっ!?どうしてこんなことまで知ってるの?」と いうくらい驚いた。何故って私の実家もネジ工場だから。

ドラマでは様々な職種が描かれる、学校、病院、ファッション業界、レストランなど、その多くが本当に職業にしている人には「ありえない~!」という場面の なんと多いことか。私はアパレル業界にいたし、姪はパティシエ、妹は教師、それぞれが自分の業界のドラマになると現実との違いに突っ込みを入れながら観て いる。しかし、七つの会議に出てきたネジ工場はまるで我が家かと思うほどリアルで、観ていて逆に落ち着かないほどだった。 機械は沢山あるのに高い天井の せいか、照明が全体に届かずガランとした印象で、不思議な寂しさのようなものが漂っている、その何とも言えない雰囲気が見事に出ていて、あの独特な油と熱 い鉄の匂いがしてくるようだった。重油と一緒にネジがカチャカチャと出てきて溜まっていくところなど、あまりのリアルさに「七つの会議、観た?」と翌日姉 妹で盛り上がった、懐かしさがそれぞれの幼いころの記憶を呼び覚ましたようだった。私の場合は工場の旋盤で兄と一緒にベーゴマを削ったり、万力でクルミを 割ったりしてよく遊んだこと。おかげで様々な工具の名前や使い方を遊びながら覚えてしまった。重油で汚れた手は、最初に石油で洗わないときれいにならな いって、殆どの人は知らないだろう。ネジ工場はドラマのほんの一部ではあるけれど、ここまできちんと描かれていることに作り手の姿勢をみた気がして嬉し かった。

池井戸潤は大田区の町工場に詳しいようだが、それにしてもなぜ地味な「ネジ工場」なのか?聞いてみたい気がする。

夏の置き土産

13.08.20

我が家の近くには中央公園という動物と触れ合える公園がある。春や秋など気候のよい季節は散歩に行くのだが、なにしろこの暑さなのでしばらく遠ざかってい た。 10日ほど前の夕方、大甥が訪ねてきた。手には何かがぎっしり入ったレジ袋を持っている「みっこ~、おみやげだよ!」と得意そうに差し出す、 「え~、何かなぁ?」と覗いてみたがすぐには理解できなかった。二拍ほど遅れて焦点が結ばれ、脳が識別した!袋の中身は大量のセミの抜け殻だった。「中央 公園でとってきたんだ!」。う~ん、いったいどれくらいあるのだろうと広げてみたが、数えるのもうっとおしいほどの量だった。そういえば昨年公園に行った 時も地面は穴だらけだったっけ。 「セミはね~、一週間しか生きられないんだよ~」と大甥が愛おしそうに言った。 地中での7年という月日と、地上での7 日間の対比に思いを馳せる。何だか身の引きしまる思いがした…。正座して「ごくろうさまでした」と抜け殻たちに頭を下げる。忘れていた何かに出合えたよう な素敵な時間を大甥とセミに頂いた気がした

夏の定番怖い話

13.07.23

日本橋の三井記念美術館で「大妖怪展ー鬼と妖怪そしてゲゲゲ」を開催している。行かなくては。

幼いころから妖怪が大好きだった。怖い話も…。子供の頃、近所に貸本屋というのがあって(主に子供相手に漫画などを貸している店だったと思う)その貸本屋には怖い漫画が大量に揃えてあり、それを目当てによく通ったものだった。

当時は怖い本に取りつかれていたようで、よせばいいのに昼間の間夢中になって読んでしまい、夜になるといきなり怖くなる。一人ではとても眠れないので姉に 頼み込んで一緒に寝てもらう、おまけに手もつないでもらいたがるのでかなり面倒臭がられていた。毎晩布団の中で後悔に苛まれていたものだった。

その後も妖怪は身近にいたけれど、いわゆる怖い話や怪談話への興味は薄れてしまっていた。 つい最近「百物語」や「最恐」を見て、子供のころのように夜怖くなるのだろうか?と警戒したが別に大丈夫だった。

その時、高齢者が熱中症になりやすいのは、暑さや寒さを感じにくくなるから…、とTVで言っていたのを思い出し、それってつまり”最後を迎えるための準備 が始まっているってことじゃないか”とふと思ってしまった。 だから怖いものも怖く感じなくなっているのかも…。いろいろなことに鈍くなって、少しづつ、 穏やかに終着に向かっているんだろう…。突然浮かんだこの考えに、年を取っていくのも悪くない、と妙に納得してしまった。

ヤギヤのかき氷

13.07.11

ビックリするほど早かった今年の梅雨明け、そして連日の猛暑! 月曜日の朝TVで”何か見慣れた風景…”と思っていたら恒例の暑い街めぐりで館林を取材し ていました。駅前に始まり、少年野球チームの練習、子供連れのお母さんなどボーっと見ていたら「あっ、ヤギヤが出てる!おじさんもインタビューに答えて る!」そう、暑さで有名な館林の夏は「ヤギヤ」なしでは語れません。地元の超有名店!猛暑日は店の外まで行列ができます。

このヤギヤ、夏はかき氷一本。冬はたい焼き一本で勝負している何とも潔いお店。しかもどちらも安くて美味しいのです。店の外観も内装もこれ以上ないくらい 簡素で、注文も自分で紙に書いて渡すという昭和なテイスト。しかし、かき氷のメニューは100近くあり、店主の情熱はかき氷のみに注がれている、という事 実をひしひしと感じさせてくれます。 ふわふわで優しい口どけのかき氷、因みに私のお気に入りは「黒蜜」ホントに美味しいです。

愛らしい玉子たちⅢ

13.06.30

久々に玉子シリーズ、第3弾です。

左から、帽子をかぶったようなバイカラーの玉子、顔を描いたらきっと可愛い!真中はそばかすだらけ、美人ってことかな?右端はちょっとごつごつしてあの” セルライト”のように見えなくもない、玉子なのにセルライトって…他人とは思えず親しみを感じてしまう…。 どれも中身はとっても美味しいのだけれど、な ぜこの殻なのか?う~ん、この個性的な玉子たちの生みの親に会ってみたい!!

桑の実のコンフィチュール

13.06.12

パティシエをしている姪に「桑の実のコンフィチュール」をもらった。 桑の実なんてここ何年、いや何十年食べていないだろう。幼い頃は遊び場のあちこちに 桑の木があって、この季節になると桑の実をおやつ代わりに採って食べたものだ。当時は桑の実を「どどめ」(この名称は北関東限定らしい)と呼んでいて、食 べた後は口の周りも指先も見事に「どどめ色」に染まった。”どどめ”ってとても強い響きのある名前だけど、何故そう呼ばれているのかは知らない、因みに桑 の実には「マルベリー」というおしゃれな名前もちゃんとある。熟して暗紫色になると驚くほど甘く、食べてる間に虫歯になるんじゃないかと心配になるくらい だ。

その懐かしい桑の実は渡良瀬遊水地(足尾鉱毒事件で有名)で採ってきたらしい、かなりの大木があって近所の人達も何人も来ていたとか。子供の頃見ていた桑の木はせいぜい2m程度の高さだったので、その大木を是非観たい。

早速コンフィチュールをヨーグルトに入れてみる、実の付け根の枝のような部分がそのまま残っているのも愛らしい、口に入れるとベリー系特有の華やかな香り と甘さが広がる、「お・い・し・い~!」私の苦手な酸味が全くないのも嬉しい!想い出の中にあった桑の実の野性味や雑味はそぎ取られ、深い味わいと微かな 懐かしさを留めて「”どどめ”じゃなくて”マルベリー”なの」とでも言っているようなお洒落な味になっていた。さすがプロ!! なのでここではジャムでは なくコンフィチュールと紹介しました。