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鎖骨骨折日記その4

2016.03.20

担当の先生は若くてテキパキしていた。前夜のレントゲンを見ながら「う〜ん、手術かどうかギリギリだね」とひと言。私が手術はちょっと…と渋っていると「じゃあ骨がくっつかなくてもいいの?」と脅してきた。「手術といっても簡単なものならワイヤーで繋ぐだけだから傷口は1センチくらいで済むし、まあくっついたらまたワイヤーを取り出すんだけどね。(え〜っ⁉︎)どちらにしても 今日もう一度レントゲンを撮ってからだね、骨が少しでも動いていれば何とかなるかも知れないから」と部屋から出された。どうか良くなっていますように、と神様に祈りながら撮ったレントゲンは結果を出していた。「ああ、骨が近付いてきてるのでこれなら手術はしなくて大丈夫でしょう、じゃあまたこれ(クラビクルバンド)を着けて2週間後に来て下さい」と言って更にきつく締め直した。恐ろしく胸を張りながら私は聞いてみた。、え〜〜っと、今後はこれを着けてレントゲンで確認する、の繰り返しですか?すると「そうですよ」いかにも良かったね、という風に明るく答えてくれた。う〜ん…。私の中に疑問がムクムクと湧き上がってきた。

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