鎖骨骨折日記その3
2016.03.18
「とにかく明日もう一度受診して今後の治療を聞いてください。私は担当医ではないので。」と先生は言い「はい、では立って後ろを向いてください、胸を張って〜ちょっと痛いですよ」というと鎖骨のあたりを掴み後ろから何かを当ててギュッと引っ張った。あっという間にまるで屈強な男性に羽交い絞めにされた(ことはないが)ような状態になっていた。クラビクルバンドという鎖骨を固定しておくバンドを装着したらしい。背中は真直ぐに伸び、これ以上ない位胸を張っている、ものすごく姿勢が良くなった。怪我をしてるというのに何だかとても偉そうだ…。
先生:「このまま明日まで着けていてください」私:「寝るときもですか?」先生:「もちろんです」そう言った後、何を言ってるんだこの人?という言葉が声には出ないが顔に出ていた。痛み止めを処方され(飲まずに済んだけど)羽交い締めのまま一晩過ごした。寝返りどころか身動きも出来ない状態だったがそれなりに眠れたらしい。翌朝、再び病院へと向かった。