伊藤 若冲(いとう じゃくちゅう)
2012.01.16
数年前、伊藤若冲の本に巡り合って以来、いつかは実物に会いに行きたいと思っていました。

最近NHKで特集をやっているのを見て、気持ちはMAXに、「そうだ!若冲の絵が揃っている宮内庁三の丸尚蔵館に行こう!」と調べてみると、なんとH23 年12月27日~H24年3月1日まで展示室空調設備改修工事のため休館!! あぁ~!残念! 三月まで待っていられるだろうか…。 いやいや三月ま で楽しみが増えたと思えばそれも素敵かも…、などと逸る気持ちに折り合いをつけながら毎日過ごしています。
幼いころから「これ!」と思った「こと」や「もの」は待てない性格で、周囲からよくヒンシュクをかっていました。 多くの女性は身に覚えがあると思いま すが、洋服やアクセサリー、家具、食器などは出会った瞬間決めることが結構ありますよね。 「目が合った」「一目ぼれした」「私を待っていた」なんて感じ るともうダメ、自分のピースのように思えてしまうのです。
「好き」って理屈じゃありません、理由を説明できないことが殆ど。 他人がみたら不気味に感じるものや意味の分からないものの中に心惹かれるものがたくさんあるし、自分でもよくわからないこの感覚はデジャブともよく似ている。
もしかしたら前世の記憶(?)と関係があるのでしょうか?
今の「私」になる前にいったい何人の「私」を経てきたのだろうか…なんて考え始めたら最後、妄想は拡大していくのです。 待っててね、若冲