鎖骨骨折日記その2
2016.03.15
少し間が空いてしまいましたが、続きです。
転倒から起き上がったものの眩暈がするほどの痛みに一瞬「やってしまったのか?」と思ったが、しばらくすると落ち着いたのでゆっくり下まで滑り降りた。腕を動かしてみると肘から下は普通に動かせるが、腕を上げようとすると激痛が走る。首から肩にかけて重い違和感と熱感があるので休憩することにした。コーヒーを飲みながら何気なく痛みのある部分に触ってみると「あれ?鎖骨が変!?」ありえないほど段違いになっている。一緒にお茶していた姪のパートナーに「鎖骨折れてるかも?」というと「まさか、折れてたらそんな風に我慢できないよ」と言われた。彼は大学時代アメフトをやっていたので、この手の怪我には詳しいはずだ。でもこの手触りは普通じゃない。帰りは温泉付きのバスツアーだったので、私だけ温泉に入らず休憩室で休んでいる間に救急診療をやっている整形外科を探し、診てもらえるよう頼んだ。バスは七時半に館林に到着し、そのまま整形外科に駆け込み即レントゲン撮影。処置室に呼ばれていくと「鎖骨、折れてますね」という先生の言葉がとても事務的に聞こえた。右の鎖骨は見事にポッキリ折れていた。私の斜め後ろにいた看護師さんが気の毒そうに言った「こんなに離れちゃってると手術になるかもしれませんね~」