新しい温泉
15.02.26
お気に入りだった百観音温泉がリニューアルして以来、少し足が遠のいてしまっている。最近は羽生の温泉に行くことのほうが多い。そこはお湯の質は弱冠劣る が、広くて設備もきれい。特に露天風呂は源泉かけ流しの熱い湯、屋根つきの広い湯、寝湯、ツボ湯など8種類もあって快適だ。温泉に行くのは主に夕方から夜 にかけてなので露天風呂ではいつもゆったりと星空を味わっている。先日珍しく昼間の時間に行くことがあった。天気も良く内湯からボーっと露天風呂を眺めて いた時、ふと何とも言えないデジャブのような「あっ!この感じなんだろう?」という感覚に襲われた。露天風呂は高低差のある凝った作りになっていて中心に ある源泉は石垣を階段5段分(ちょうど腰のあたり)くらい積んだ高さになっているのだが、それが城壁に見えなくもない。そこを登っている人、あるいは周り を歩いている人が…、そう!まるで「進撃の巨人」なのだ!そう思って見ると(申し訳ないが)もうそれにしか見えず何とも言えない複雑な気分になってしまっ た。「進撃の巨人」は8月に実写版映画が公開されるとか、エレン役の三浦春馬、ミカサの水原希子、ハンジの石原さとみ等キャストはなかなか合っていると思 うが、はたして観に行く気になるだろうか…。
17年振りのスキー(その2)
15.02.17
いよいよ当日。まだ暗い早朝5時過ぎ、予定より少し遅れて満員御礼のバスは一路オグナほたかスキー場を目指して出発しました。 参加者の殆どは家族連れで 下は2歳から上は還暦過ぎまで年代もさまざま。ところが予定よりだいぶ手前から渋滞が始まってしまいました。激しい雪と積雪で動けない車が続出したので す。嫌な予感は的中し、飽きてしまった幼い子ども達の泣き声がフルボリュームで響き渡り、バスの中は阿鼻叫喚!「あぁっ!少しでも動いて~~」という願い も空しく時は過ぎ、それどころかスキー場に辿り着けるのか?という程の豪雪のため道路は四駆のスタッドレスでもチェーンを巻かないと動けないという恐ろし い状況になっていたらしい。
結局予定より3時間近く遅れて何とかスキー場には到着したものの、7本あるリフトのうち動いているのは1本だけ!どんだけ降ってるのー!遭難しそうなほど の横殴りの雪。顔が痛いし視界も極めて悪い。ここまで悪条件が揃うと文句を言う気にもなれずかえって清々しい気分。懐かしい友達に再開したような嬉しさが 込み上げてきた。初めての、まるでナンみたいに幅広いカービングの板を履き、大甥を誘ってリフトに乗り込んだ。
板の様子を見ながらだったが、滑り始めるとまるで30年前にタイムスリップしたように身体が軽い!予想以上に快適だった。何年か前、TVでシニアの人たち が自分が一番輝いていたころの歌や楽しかったことを追体験すると若返る、というような番組をやっていたが、こういうことか~と納得した。体力も滑りも何の 問題もなく、久々に味わう疾走感。予想をはるかに超えて楽に動けていたのが嬉しい驚きだった。どこにも余分な力が入っていないので、当然疲れも筋肉痛もな い。 でも悪天候のため大甥のレッスンに重点をおきリフトを5本乗ったところでスキーは終了した。
お楽しみの温泉も堪能した帰りのバスの中、両親も一緒に参加していたにも関わらず(パパはスノボで、ママは早々にリタイアしていた)大甥に手を握られ「〇 〇くん(自分の名前)スキーは絶対みっこ(私のこと)と行く」と熱く告白された。「やった!これでだいぶポイントを稼いだはず」満足感と達成感&心地良い 疲労を味わいつつ帰途についたのであります。
17年振りのスキー(その1)
15.02.16
ブログをすっかりサボっていて、あちこちからお叱りを受けたり呆れられたり…、何と5か月振りの更新です。内容も「17年振りのスキー」こちらもかなりお久しぶりです。
20代~30代にかけて、冠婚葬祭以外休日のすべてと言ってもいいくらいスキーに捧げていた時期がありました。スキーは冬のスポーツというイメージがあり ますが、その頃は一年の内スキーをしていないのは9・10・11月の3ヶ月だけ。一般のスキー場が終わりになる春~初夏は横手山や月山に行き、夏は乗鞍岳 の残雪を求めてほぼ一年中スキーをしていました。本当に楽しい日々でした♪
子供が出来てからもスキーは続けていたのですが、それまでのようには時間も取れず情熱も徐々に遠ざかっていき、17年前、ちょうどスキー板がカービングス キーにシフトし始めた頃体調を崩したこともあって「やめどきかなぁ」とスキー道具をすべて処分してしまいました。それ以来二度とスキーに行くことはないだ ろうといつの間にか興味も失っていたのです。
がしかし、大甥が保育園の雪山合宿でスキーをしたのが相当楽しかったらしく、その話を何度も聞かされ「保育園の後援会主催のスキーツアーがあるけど一緒に 参加しない?」と姪に誘われ心が動いてしまったのです。館林に来てからの私の立ち位置が、大甥の中ではイマイチ(主に車に関して)なのも気になっていて 「ここでちょっと株を上げておきたい」という下心がスキーに参加する理由の一つでもありました。楽しみ半分(果たしてイメージ通りに体が動くだろうか?体力は?)と不安もかかえつつ「その日」を迎えることになりました。