日曜美術館
13.10.31
日曜日、朝食を済ませた後、コーヒーを飲みながら楽しむお気に入りの番組が二つある。Eテレの「趣味の園芸」と「日曜美術館」。とくに「日曜美術館」は今 一番お気に入りの番組なのだ。画家や彫刻家の作品もさることながら、その背景にある作品に向き合う姿勢や人となりに心を奪われてしまう。番組を観ながら、 これはどうしても実物を観に行かなくては!と駆り立てられる作品の何と多いことか。
それにしても「趣味の園芸」も「日曜美術館」もある日何気なく観て、突然「あ、大好き!」になってしまったのは何故なのか? 数年前なら何の興味も示さな かっただろうと、ほぼ断言できる。自分の中の不思議な変化、周囲の出来事に焦ったり、ザワザワしたり振り回されたりすることもない現在の、このほとんど電 源を切ってしまったかのような生活の中で何かが変わっていったのだろうか?もしかしたらこれを落ち着きというのか?人並みに&順調に高齢者と呼ばれる存在 に近づいていることを妙に実感してしまった。
久々のサーキュラースカート
13.10.30
ここしばらく制作意欲が湧かず、ミシンに触れることがなかったのですが、先日娘と伊勢丹にショッピングに行った折、可愛いサーキュラースカートを見つけま した。 早速「お母さん、これどう?」と娘。「これどう?」は「これ、つくれる?」の意味、「う~ん、圧縮ウールでよければできるかな?」と答えると「そ れでいい!!」というので、久々にスカート制作に勤しみました。 フェルトに似た圧縮ウールなら始末も簡単!縫い目も気にせずいけるので、裁断から仕上げ まで僅か3時間という早さで完成。
サーキュラーだから、広げると「全円」なんです。懐かしいなぁ~、私が小学校低学年の頃もこんなサーキュラースカートが流行ったことがあって(当時はアッ プリケやサスペンダー付きだったりした)このスカートをはいてクルッと回るのが女の子のちょっとした憧れだった。 あれから早半世紀…。きれいな緑色の フェルト地にチューリップのアップリケのついたサーキュラースカートをはいていた〇〇ちゃん。元気かなぁ?
運動会
13.10.23
今年も大甥の運動会がやって来ました。 昨年同様ビデオ係りを仰せつかったので朝早くから保育園に出発。朝のうちパラパラ降っていた雨もなんとか持ちこたえて、今にも泣きだしそうな空模様の中運動会がスタートしました。 しかし、さ、さむい!
リズムに乗って楽しいダンス(?)や恒例のパンくい競争、リレーなど盛りだくさんな内容もいつも通り。 最後は年長の子供たちの本格的な踊り、去年は「虎 舞い」だったのですが今年は「荒馬」わぁ~懐かしい!!娘が通っていた保育園も毎年運動会のハイライトは荒馬でした。運動会のずいぶん前から練習し、晴れ の舞台で勇壮な荒馬をかっこよく踊りきるのが子供たちのあこがれ!卒園に向けて超えていく大切な行事の一つでもありました。それは親にとっても同じこと。 わが子の成長を実感し、感謝するしあわせな踊りでした。青森県の郷土芸能である荒馬踊りは「ラッセラー、ラッセラー」の掛け声とともに太鼓や笛に合わせ て、裸足で跳ね踊るとても見ごたえのある素晴らしい踊りです。娘が踊ったのはもう20年近く前になるけれど、こうしてあちこちで踊りつがれていくんだな~ と、次々と成長していく若い力の連鎖を目の当たりにして、体のそこからじわじわと何かが湧いてくるのを感じました。省エネモードで過ごしがちな日々にパ ワーを貰ったようで、ラッキーな運動会でした。
米粉料理
13.10.10
姪の息子は生後早くからアトピーが出ていたので、食事にはずいぶん気を付けていたのだけれどなかなか改善されなかった。温泉も効果はあったものの良くなっ たり悪くなったりを繰り返していたため、この夏思い切って大々的に検査をしたところ卵と小麦に反応が出たらしい。卵に関してはかなり強く出たので厳しく除 去し、小麦はそれほど強くないので醤油や味噌などの調味料はOK。パンやうどんはたまに少量なら摂取しても大丈夫、という診断を受け本格的な卵と小麦の除 去食が始まった。幸い米は大丈夫なので主食は米、米、そして米ということになる。 姪はパティシエなので早速米粉料理のレシピ作りに忙しい。 米粉やご飯 でパンが焼ける「ゴパン」が一時入荷待ちというくらいヒットしたが、あれは小麦グルテンを使用するのでダメなのだそうだ。グルテンを使わないでパンを焼 くって大変そう…。 試行錯誤して保育園でのおやつ用に作ったという「米粉の蒸しパン」を試食してみた。
もっちりしっとりとしてかなり美味! 日曜日は大甥のシッターをしている為、当然食事も作らなくてはならない。今回は姪が米粉のお好み焼き粉を用意してく れたのでキャベツや豚肉を入れて焼いたところ、写真を撮る間もなく「美味しい、美味しい」と食べ始めてしまい途中で撮影。夕食は野菜をたっぷり入れた「焼 きビーフン」というまさに米粉三昧の一日だったが米の美味しさを再確認した一日でもあった。米粉料理、はまりそう!